皆さんの中には、年に何度かぎっくり腰になると言う方がいらっしゃると思います。正に急にギクッと。本当にキツい場合には、痛くて動けなくなります。では、何故こんなことになるのでしょうか。その時どうすれば、ならない様にするには。
ぎっくり腰の前兆
腰がだるい、痛い、ぴりっとする、伸びにくいなど感じることはありませんか?これらは体からの危険信号です。放置しても、決して良くなることはありません。
何故起きるのか
背中、腰、骨盤、股関節辺りの極端に片寄った動きや負荷によって姿勢が歪み、その部分の筋肉が疲労、緊張、硬化状態になり、骨格の動きを極端に妨げることによって、体が壊れる危険を察知して、壊れ切らない様にフリーズさせる為に起こることが多いようです。
なったらどうすれば良いのか
ぎっくり腰は、時と場所を考慮してくれません。突然どこでも起こり得ます。動けば痛いです。まず、ゆっくり痛みがマシな体勢を探して下さい。そして、痛む部分の緊張と興奮がやわらぐまで、じっとしていて下さい。 痛む部分は疲労の蓄積からの硬さ+緊張状態でかなり硬くなって動きません。とにかく緊張がやわらぐのを待ちます。
その後の対処
少し動けるようになりましたら、現在進行形のことを最小限に済まして、また楽な姿勢で安静にしていて下さい。 痛み止めを飲む、湿布や塗り薬を使用するといった対処はして下さい。また、腰のコルセットがあればしばらく使用して下さい。寝ている時には緩めで。 なんとか動けるようになったら、クリニックに行き、検査を受けましょう。整骨院がよければそちらでも。
骨格に異常がなければ、筋肉の緊張を緩和しなければならないでしょう。お近くで、それが出来る療法系治療院があれば、そちらでほぐしてもらって下さい。 自力でほぐしてみる場合は、痛む場所の中心ではなく、その周りからほぐれるように働きかけていくことをおすすめします。(困ったこんな時、とりあえずどこを触ればいいのか→
ココナラのアプリで詳しくお答えもしています) 一つ、腰痛の場合、内臓機能の低下から起こっている場合もあるようですから、そのことも頭に入れて置かれて下さい。
ならない様にするには
普段、体を使う時に、前後、左右をまんべんなく使うことにつきます。片寄ることでバランスを崩して、ギクッとになる流れが出来てしまいます。 また、急な動き、無理な体勢、長時間同じ姿勢、冷え、昔は出来たからと言う過信。これらにも十分に気をつけて下さい。 どうしても腰に悪い姿勢をしなければならない場合は、予防策でその時のだけコルセットを使用するなど、ならない策をこうじて下さい。腰を痛めない動き方を覚えるのことも必要です。
予防策は
体の歪みが大敵です。適度な全身の可動域を意識しながらの、前後左右の歪みを整える意識をしながらの軽い運動とストレッチ。疲労を溜め込まない様にすることが大切です。体は冷やさないように。これらが面倒な方は、体を整えてくれる施術院を探して、疲労回復の為に定期的に受けに行かれるのもいいでしょう。
阿立祐士
神戸中央整体院長|カラダの使い方研究家|健康グッズ発明家|超整体師|スポーツ・美容・健康など多岐にわたる分野において体のコンディショニングを行う|筋肉柔軟化のスペシャリスト|プロ整体コンディショニングトレーナー|
JOM株式会社代表 | ミスユニバース グランド ユニバーシティ 兵庫大会審査員
健康関連商品監修致します
当サイト「カラダマニュアル」は、長年整体師として現場で遭遇してきた経験を基礎に、筋肉から考えた体の動きや仕組みにフォーカスして健康に役立つ内容をお伝えするものです。
お問い合わせはホームページからどうぞ
https://jom-a.com/seitai/contact/