【腰】腰痛を楽にする方法

腰痛

皆さん、体調はいかですか?今回は、ご自身で出来る腰痛の整え方をご紹介します。

 

 

 

腰痛の種類

1.腰痛と言っても、人それぞれの症状があり、それはご本人にしか分からず、なかなか人に伝わりにくいものです。ギックリ腰、ヘルニア、狭窄症、分離症、滑り症、疲労骨折、椎間板嚢腫、内的要因のもの。これらの骨や内臓からの見立ての詳しいことは、ドクターや整骨院の先生に聞いてみて下さい。

ここでは私が色々と体を痛めてきた経験から、自身で研究してみたいと思って踏み込んだ筋肉の世界。そこから施術を始めて得た経験や知識のお話しをします。

筋肉は、骨のようにある程度形が決まったものではありません。大きくなったり、小さくなったり、柔らかくなったり、硬くなったりと生身のものです。形が変わるので実証しづらいが故に、不思議分野と思われていると思います。過度の疲労や経年劣化から、縮んで硬くなり体に悪影響を出しているなど、自覚のある方が多々いらっしゃると思います。

痛み方は

2.これを読まれている方は、何らかの腰痛をお持ちなのか、つい最近痛めた方かと思います。だるい、重い、ピリッと、チクチク、ジクジク、痺れ、抜ける、張った…。いづれか当てはまりましたか?

私は体の仕組みも理解せずに、根性でスポーツをしてきました。最後には腰痛を患い当時の知識で考えられる様々な国家、民間の治療を受けながら無理矢理続けました。重さ→だるさ→張り感→ギックリ腰→痛み→痺れ→刺されるような痛み→右足動かず→最後は大病院で椎間板のう腫と診断され緊急手術。うつ伏せで8時間、顔がただれました。術後3か月入院、その後温泉リハビリ病院にて3か月理学療法や歩行訓練、温泉プールで歩行訓練。(泳ぎすぎると足が張るので腰に張りが出ます)

その後、神業整体の先生に出会い急回復。現在も手術時に、腰の骨を固定したネジが入ったままです。(金属ではないそうなので空港は大丈夫です)これは全て、私が腰痛になる原因を考えなかったことで招いたことです。今も時々無理をすると痺れが出ますが、自分の体を理解し、自分で施術やストレッチをしてなんとかなっています。無理をせずに気つけて運動も出来ています。

原因

3.不慮の事故か内的要因が原因の場合以外は、人それぞれの体の使い方、動かし方、姿勢、いわゆる癖を長らく続けてきた結果、腰が限界値に近づき自覚するレベルに達した、あるいは限界値を超えてしまったということです。

地球には重力があり、それに逆らえば必ず体のどこかに負荷がかかります。これが、姿勢が悪い人がダメージを受ける要因の一つです。姿勢が悪い人は、体がどこか調子が悪いか、その先で悪くなるかのいづれがです。体を動かす時に右ばかりで、前側ばかりで、同じ動作や同じ姿勢を続ける、急に動く、まだまだやれると無理をする、痛めそうだと予知が出来ない、そのうちナオルと放置する、痛み止めなど緩和剤でナオッタと勘違い…。年齢が上がった、がんばった=酷使した、疲れを溜める、生活の乱れなど、体を知らず知らずに疲弊させています。

私の整え方

4.しかしながら、ご本人がこんなもんだろうと思えばそんなもんです。こんなはずじゃあないと思えば、なんとかなる方法を探して調子を戻そうとするでしょう。後者の方は、具体的に以下の整え方を実践してみて下さい。

私が普段ゲストの方々にしている施術内容の一部です。(今人気が鰻登り!プロ宣言間もない大学生の蝉川泰果プロに小学生の頃から実践してきた内容です。部位は色々ですが。現在は筋肉担当として専属コンディショニングトレーナーに指名してもらいツアーにもちょくちょく帯同させてもらっています)

基本的にですが、症状がある側の足首、ふくらはぎ、もも、もも裏、でん部、骨盤の上部、背骨の腰部の際、それから痛い部分の順に筋肉をねじらず、たたかず、ふみつけずに、手や指で一気にグイグイしすぎないように、やさしく時間をかけて表面から深部まで動かしほぐして下さい。お風呂あがりに出来ればベストです。

 

 

その後に、大の字寝からの下半身捻転ストレッチを、左右ともに1分間自重のみで勢いをつけずに行ってみて下さい。イスに座っての前屈もいいと思います。双方とも、脱力して行って下さい。プロでない方は一気に改善とはいかないと思いますが、地道に繰り返して下さい。

予防策

5.予防で行って欲しいこと。まずは、自身の姿勢のチェックです。スマホで前後左右の姿の写真を撮って下さい。そしてネットで骨格図を検索して下さい。それらの見本は学識のある方が書かれた人間の基本形。(街に出ると、姿勢が歪んだ人がわんさかいます。姿勢が悪い自覚はあれど、基本形が分からなければナオせるはずがありません) 基本形と同じ姿勢を姿見で見ながら真似て下さい。それを目で見て頭に焼き付けて、意識的に自分のものにして下さい。

重力に反せずバランス良く立つ、座る、動く。これらを意識すれば、1番の予防法になります。いつかは無意識に良い姿勢になっています。自然体です。

動きの中での歪みのない体作りは、背骨を中心に対象部位を前後左右に片寄ることなく意識して、バランス良く動かすことが重要です。無理に、急に、不自然には、やめましょう。

マッサージ器具を使う、緩和剤などを貼る、塗る、巻く、これらも予防意識で上手く使って下さい。コルセットは背骨かかる負荷を軽減してくれます。背骨に危険が迫るとそれを守ろうと筋肉が緊張してしまい腰痛の症状がでますから、そういう場面で上手使って下さい。

 

 

6.私がオススメする、腰痛にならない1番の方法は、ご自身の動きや姿勢、生活習慣を見直して、腰痛なりそうな原因をみつけて改善することです。また、冷えは体が体温を逃すまいと筋肉を緊張させて硬くします。冷え対策も大切です。

色々考えても分からないと思われた方、色々自分でしてみたけどどうにもならないという方は私にご相談下さい。一緒に改善策を見つけましょう。

 


 

 

 

阿立祐士|神戸中央整体院長|整体師/コンディショニングトレーナー/カラダの使い方研究家|スポーツ・美容・健康など多岐にわたる分野において体のコンディショニングを行う|男子プロゴルファー蝉川泰果選手帯同トレーナー/JOM株式会社代表取締役

阿立祐士へのご相談・ご依頼事は ココナラ https://coconala.com/users/3694470

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